友達とはぁって言うゲームで遊ぶなら?声と表情だけで演じて当てるルールと3〜8人で約15分、シリーズ7作の違いなどの5つのポイント

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「はぁって言うゲーム」は、同じひと言を声と表情だけで演じ分け、どの場面の演技かを当て合うカードゲームです。基本の遊び方と得点の入り方、7作あるシリーズの違い、こども版のルールまでを順に見ていきます。2026年10月時点の情報です。

目次

はぁって言うゲームはどんなゲーム?

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まずは、このゲームが何を当てる遊びなのか、そして箱の中に何が入っていて何人で遊べるのかという基本から整理していきます。

同じひと言を声と表情だけで演じ分ける

幻冬舎の「『はぁって言うゲーム』特設ページ」では、このゲームを「お題の一言を、シチュエーションに応じて“声”と“表情”だけで表現するゲーム」と紹介しています。たとえばお題が「はぁ」なら、怒りの「はぁ」なのか、とぼけた「はぁ」なのか、感心した「はぁ」なのかを、演じる人の声色と顔つきだけで聞き分けます。言葉そのものは全員同じなので、違いを生むのは言い方と表情だけです。

商品ページの冒頭には、作品ごとに違う「はぁ」の例が並んでいます。2では返事の「はぁ」、ため息の「はぁ」、演歌の「はぁ」。3では安心、くつろぎ、憧れの「はぁ」で、4では絶望、疲れ、恋心の「はぁ」です。青春版はお題の例が「好きです」に変わり、真剣な「好きです」、気取った「好きです」、言わされた「好きです」を演じ分けます。最初の作品の商品ページは、怒ってる、とぼけてる、感心してる「はぁ」が例でした。同じ二文字でもこれだけ意味が分かれるところに、このゲームのおもしろさがあるといえるでしょう。

2026年8月7日に幻冬舎が出した100刷突破のプレスリリースでは、このゲームの楽しさを「伝えること」「読み取ること」の難しさやよろこび、表現に対する解釈のちがいや共感と説明しています。うまく演じたつもりでも相手には別の意味に聞こえたり、何気ない一言がぴたりと伝わったりする、そのずれ自体を笑い合う遊びといえます。

ゲームデザインは、コンピュータゲーム『ぷよぷよ』『トレジャーハンターG』『バロック』などの企画・監督・脚本を手がけたゲーム作家の米光一成さんです。ライターでもあり、デジタルハリウッド大学の教授も務めています。企画は、ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」のオーナーである白坂翔さんで、同店はボードゲームカフェの先駆けとして2011年に渋谷店を開きました。最初の作品の商品ページによると、この商品は米光さんが2017年5月に発表した『はぁって言うゲーム』と、JELLY JELLY GAMES版『ベストアクト』に新しいお題を加えて再構成した新版です。米光さんはほかにも『変顔マッチ』『ピラミッドパワー』『記憶交換ノ儀式』などのアナログゲームを手がけ、「表現道場」も主催してきました。

3〜8人で約15分、箱の中身と値段

特設ページによると、最初の『はぁって言うゲーム』の発売日は2018年11月20日です。遊ぶ人数は3〜8人、プレイ時間は約15分、対象年齢は8歳以上です。商品ページでの価格は1,760円(本体1,600円+税)で、全国の玩具店や雑貨店、書店、ネットショップで扱われています。箱の大きさは高さ150mm、幅101mm、奥行き28mmで、手のひらに収まる程度のサイズです。プレスリリースの商品情報では、デザインをセキネシンイチ制作室、イラストを加納徳博さんが担当しています。

セット内容は、お題カード30枚、アクトカード8枚、投票用カード8枚、投票チップ64枚、得点チップ56枚と説明書です。投票チップの64枚を最大人数の8人で割ると、1人あたり8枚になります。アクトカードと投票用カードも、最大人数と同じ8枚ずつ入っています。どの作品も箱の大きさはほぼ同じで、持ち運びやすさは変わりません。一方で値段と対象年齢は作品ごとに違い、1から4は1,760円で8歳以上、青春版は1,870円で8歳以上、信長版は2,090円で12才以上です。信長版は最初の作品より330円高く、お題も12種類多くなっています。

お題は「はぁ」「えー」「なんで」「うん」といった短い一言だけではありません。「寝顔」「振り向いて」「ウィンク」といった仕草のお題や、「早口言葉」「自己紹介」のようにひとまとまりの演技を求めるお題もあり、全部で30種類です。同じ「早口言葉」でも、場面が違えば言い方も顔つきも変わるので、お題の幅が広いほど演じる側の工夫の余地も増えていきます。

特設ページは「俳優や声優、アーティストなどもハマった!」と紹介し、家庭、親戚の集まり、飲み会、学校、職場、演技の練習など、遊ぶ場面の例を挙げています。商品ページでは「大盛り上がりのコミュニケーションゲーム」とも書かれていて、勝ち負けよりも演技と答え合わせのやり取りを楽しむ作りです。友達の家に集まったときや、旅行先の宿で時間が空いたときなど、机がなくてもカードを手に持って遊べる手軽さがあります。人数が増えるほど1人の演技に対する答えがばらけやすくなるので、8人で遊ぶときは1回ごとの答え合わせがにぎやかになりやすいでしょう。

はぁって言うゲームの基本ルール

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ここでは公式の説明に沿って、お題の決め方から演技、投票、正解発表、得点が入るまでの1回の流れを順番に追っていきます。

お題とアクトカードで場面を割り当てる

1回のゲームは、お題カードを1枚選ぶところから始まります。特設ページの説明では、お題カードを1枚選んだら、アクトカードを使って各プレイヤーにお題のシチュエーションを割り当てます。全員が同じ一言を受け取りながら、それぞれ違う場面を演じるのがこのゲームの基本です。信長版の商品ページはこの手順をもう少し細かく書いていて、演じる人はお題カードから1枚選んだら、アクトカードを1枚引いてこっそり見ます。そして、引いたアクトカードのシチュエーションのお題を演じる流れです。なお、後で紹介するこども版はアクトカードではなく5枚のすうじカードを使い、引いた数字で演じるお題を決める仕組みに変わっています。特設ページは最初の作品のお題として、「はぁ」「えー」「うそ」「そんな」といった短い一言や、「寝顔」「ウィンク」など台詞のないものを挙げ、演じやすい鉄板のお題と紹介しています。

特設ページの遊び方のイラストでは、「G」のカードを引いた人から演技を始める流れが描かれていました。全員が同じお題を受け取っていても、割り当てられた場面は人によって違うため、隣の人と同じ「はぁ」でも中身はまったく別かもしれません。自分がどの場面を受け持っているかは本人にしかわからないので、ほかの人は声と表情だけを手がかりに推理することになります。

アクトカードの枚数は作品によって異なります。最初の作品から4、そして『青春のはぁって言うゲーム』までは、アクトカードと投票用カードがどちらも8枚ずつです。一方、2026年6月に出た『信長のはぁって言うゲーム』は、セット内容がお題カード42枚、アクトカード6枚、投票チップ48枚、得点チップ57枚と説明書です。お題の数が多い一方でアクトカードは6枚と少なく、ほかの作品とは道具の組み合わせが少し違います。

2019年の『はぁって言うゲーム2』には、パーティー感が増すイベントカードが4種類入りました。2の商品ページでは、「左の人の目を見て」「2つのお題を連続で」といった指示が例として挙がっています。左の人の目を見ながら演じたり、2つのお題を続けて演じ分けたりと、基本の流れに慣れたあとで難しさを上げる遊び方が用意されているわけです。

演技と投票、正解発表の流れ

場面が決まったら、演じる人は自分に与えられたお題を、身振り手振りを使わずに「声と表情だけ」で演じます。手を動かしたり体で状況を説明したりはできないので、声の高さや間の取り方、眉や口元の動きで違いを伝えることになります。各作品の商品ページにも「身振り手振りは禁止、声と表情だけで表現しましょう」と書かれ、ここがルールの中心です。最初の作品の説明では、各プレイヤーは共通の台詞を与えられたシチュエーションで演じ、ほかのプレイヤーはそれぞれ何を演じているかを当てるとされています。

演技が終わると、演じた人以外のプレイヤーは、その人がどのシチュエーションを演じたのかを推測し、投票チップを使って投票します。信長版の商品ページの言い方では、どのシチュエーションを演じているのかを推測し、投票チップを置く形です。これを全員が順番に繰り返し、すべてのプレイヤーの演技が終わった時点でまとめて正解発表を行います。途中で答え合わせをしないので、最後まで一人ひとりの演技の印象を覚えておくことも求められます。特設ページの4コマのイラストでも、演技と投票を全員が繰り返してから正解発表に進む順番が描かれていました。チップは最初の作品で投票用が64枚、得点用が56枚入っています。

正解発表では、投票が当たっていれば、当てた投票者と演じた演技者の両方に得点が入ります。演じる側にとっては、自分の演技が伝わるほど得点につながる仕組みです。得点は得点チップで受け渡し、全員が演じ終わったときに最も得点が多いプレイヤーが勝ちになります。誰かをだますゲームではなく、伝える人と読み取る人の両方が報われる作りが、このゲームの大きな特徴といえるでしょう。

点数の細かな配分を決める場合は、箱に入っている説明書を基準にするのが確実です。公式サイトの紹介文が示しているのは、当てた人と演じた人の両方に点が入るという考え方までです。初めての人が交じるときは、始める前に説明書の得点の項目を全員で読んでおくと、正解発表のときに点数の数え方でもめずに済みます。1回のゲームは約15分なので、お題カードを替えて何回か続けて遊ぶのにも向いています。最初の作品だけでもお題は30種類あるので、お題を替えながら何周も遊べるでしょう。

シリーズ7作のお題の違い

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シリーズはどの作品から遊んでも構わない作りです。ここでは番号のついた続編と、テーマを絞った作品のお題の違いを見ていきます。

番号つきの続編で増えたお題

幻冬舎の100万部突破のお知らせには、「お題カードの内容がすべて異なります。どの商品から遊んでも構いません」と書かれています。番号のついた作品は1から4まであり、いずれも価格は1,760円(本体1,600円+税)で、遊べる人数は3〜8人です。続編だからといって前の作品を持っている必要はなく、各商品ページも「単品でもシリーズと合わせても楽しめます」としています。

2019年7月に出た『はぁって言うゲーム2』には、新しいお題が28種類です。商品ページでは「おやすみ」「愛してるよ」といった挨拶や掛け声、「ガッツポーズ」「泣き顔」などの仕草、「鼻歌」や「名前を呼ぶ」といった変化球のお題が例に挙がっています。先に触れたイベントカード4枚が入っているのも、2だけの特徴です。

2020年12月に出た『はぁって言うゲーム3』のお題は32種類です。3の商品ページには「はぁ」「そっか」などのシンプルな一言や「いただきます」「おめでとう」などの掛け声に加え、「君のことばかり考えてるんだ」「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」のような一度は言ってみたい名台詞が並んでいます。特設ページでは「犯人はお前だ」も例に挙がり、「歌うポーズ」「自分を抱きしめる」といった体で表すアクションも入りました。商品ページは第3弾を「新ジャンルのお題でさらに盛り上がる」と紹介していて、台詞が長いほど、どこで感情を込めるかの選び方が増えていきます。

2022年4月の『はぁって言うゲーム4』も、お題は32種類です。4の商品ページによると、「それなー」「くー」「乾杯」のような一言に加え、台詞を自分で選んだり考えたりする新しいタイプのお題が入っています。たとえば「あやまる」では「ごめん」「ごめんね」「ごめんなさい」のどれかを選び、「叫び声」では「きゃー」「わー」「いえー」のどれかを選ぶ仕組みです。「一文字で」は「あ」「え」「わ」などから一文字を選んで演じ、特設ページでは「起きろ/起きて」も例に挙がっています。メロディーをつける「♪君のために」や体を使う「変身ポーズ」もあり、演じる人が言葉選びから工夫できる作品です。商品ページはこの第4弾を、台詞を選んだり考えたりするお題が登場してアレンジ度がアップした作品と紹介しています。

青春版と信長版は2人からでも遊べる

2023年10月31日に発売された『青春のはぁって言うゲーム』は、シリーズ5作目です。青春版の商品ページでの価格は1,870円で、遊べる人数は2〜8人と、番号つきの作品より1人少ない人数から遊べます。2人で遊ぶための遊び方も用意されているので、少人数で集まったときにも出しやすい作品です。対象年齢は8歳以上、セット内容は番号つきの作品と同じ構成で、お題カードが32枚入っています。

青春版のお題は、「好きです」「先輩」「おつかれ」「こっちにおいで」「好き好き好き好き」「なんだろう、この気持ち」「チャンネル登録、高評価お願いします」などです。「秘密だ」と「秘密だよ」のどちらかを選ぶお題もあり、「はぁ」「うぃー」などのシンプルな一言や、顔の動き、早口言葉も入っています。商品ページは、甘酸っぱさやほろ苦さのあるお題が多めと紹介していました。学生時代を思い出すような台詞が多いので、同級生同士で遊ぶと、言い方一つで昔の話が出てきやすいテーマといえます。

2026年6月30日に出た『信長のはぁって言うゲーム』は、戦国武将がテーマです。信長版の商品ページでは、価格は2,090円(本体1,900円)、人数は2〜8人、プレイ時間は約15分、対象年齢は12才以上となっています。お題の数はシリーズの中で最も多い42種類で、監修は歴史学者の矢部健太郎さん、イラストは福田彰宏さんが担当しました。米光さんと白坂さんの2人もゲームデザインと協力で加わっています。

信長版には、織田信長を中心に、豊臣秀吉や明智光秀といった戦国武将の名台詞や、時代劇で耳にするような台詞が収められています。お題の例は「いざ、出陣!」「敵は本能寺にあり」「殿!」「是非に及ばず」「討ち取ったりー!」「運は天にあり!」「猿ッ、来い」「謀反です」「斬るポーズ」などです。お題カードの裏面には武将たちのイラストや資料写真、ミニ解説がついていて、遊びながら歴史の場面にふれられます。商品ページは「全お題カードにイラストや解説つき!」とうたい、Amazon限定の特典として描き下ろしの信長ステッカー入りの受付も案内しています。この作品でも身振り手振りは原則禁止とされ、声と表情で演じる基本はほかの作品と変わりません。

こども版のルールと得点の付け方

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2025年には小さな子ども向けの作品も加わりました。こども版は答え方や得点の付け方が通常版と違うので、別に見ていきます。

4才から遊べるこどものはぁって言うゲーム

『こどものはぁって言うゲーム』は2025年11月25日に発売されました。こども版の商品ページによると、価格は1,870円(本体1,700円+税)で、遊べる人数は2〜8人、プレイ時間は約15分です。対象年齢は、大人と一緒なら4才から、子どもだけで遊ぶ場合は6才からとなっています。商品ページは「就学前の小さなこどもから遊べる『はぁって言うゲーム』!」とうたっています。セット内容は、おだいカード27枚、すうじカード5枚、得点チップ45枚と説明書で、箱の大きさは高さ150mm、幅101mm、奥行き28mmで、通常版と同じです。

商品ページは、通常版からお題・仕様・ルールを変えて、子どもが遊びやすいようにしたと説明しています。具体的には、わかりやすくて演じやすいお題、5つの選択肢(3択も可能)、大きめのカードとチップ、簡単なルール、大人向けの遊び方ガイドの5点です。カードは縦123mm、横83mm、チップは直径21mmで、小さな手でも扱いやすい大きさです。選択肢を5つから3つに減らせば当てやすくなるので、年齢や慣れに合わせて難しさを変えられます。

お題は「ぷぅ」「わーい」「がおー」「はーい」「ありがとう」「ばいばーい」など、子どもたちが日常で口にしたり耳にしたりする言葉やシチュエーションを中心に選ばれています。そのほかに、声を出さない「えがお」「おどり」「動物のジェスチャー」といったお題も入っていて、全部で27種類です。こども版も身ぶり手ぶりなしで、声と表情だけで表現するのが基本で、気持ちや役割、状況をどう伝え、どう読み取るかというコミュニケーションの力を伸ばすゲームと紹介されています。

商品ページには、全国で学童・児童館を運営する株式会社明日葉の推薦も載っています。家庭だけでなく、小学校や園、学童や児童館のアクティビティとしても盛り上がり、感情表現や他者理解も向上するという内容です。保護者だけでなく先生にも手に取ってほしいと呼びかけていて、家族で遊ぶほか、子どもが集まる場で使われることも想定した作品といえます。親戚が集まる場や、年の離れた兄弟姉妹と遊ぶときにも、大人と子どもが同じルールで勝負できます。

こども版は全員正解で3点

こども版の遊び方は、まずおだいカードを1枚選んでテーブルの中央に置くところから始まります。演じる人はすうじカードを1枚引き、その数字のお題を声と表情だけで表現します。すうじカードの数字が、その人が演じるお題の番号になるわけです。ほかの人は、どの表現だったかを推理して、「せーの」の合図で一斉に数字を示します。通常版のように投票チップを置くのではなく、全員が同時に答えを出す形です。

得点は、当てた人が1点をもらいます。演じた人は、全員が正解なら3点、だれか1人でも正解なら1点です。全員に伝わったときほど演じた人の点が大きくなるので、子どもでも「みんなにわかるように演じよう」という目標が持ちやすい配分になっています。当てる側も、当てれば1点が入るので、演技をよく見て聞く理由がはっきりしています。たとえば8人で遊んで演じた人以外の7人全員が当てた場合、7人がそれぞれ1点、演じた人が3点を受け取る計算です。7人のうち1人だけが当てた場合は、当てた人と演じた人が1点ずつで、ほかの6人には点が入りません。

お題を変えながら、みんなが1回ずつ演じ終わったら、いちばん得点の多い人が勝ちです。通常版のように1枚のお題カードを全員で演じるのではなく、演じる人が替わるたびにお題を変えていく点も違います。8人で遊べば、1人1回ずつで8回の演技を見ることになるわけです。得点チップは全部で45枚あり、点数を口で数えるより、チップが手元に積み上がるほうが小さな子どもにも結果が目で見てわかります。勝ち負けがはっきり見えることで、次は当てたい、次は伝わるように演じたいという気持ちにもつながりやすいでしょう。

通常版と比べると、こども版は答え方も得点の付け方もシンプルです。通常版では全員の演技が終わってから正解発表をしますが、こども版は1人が演じるたびに「せーの」で答えるので、その場で結果がわかります。待つ時間が短く、答えが当たったかどうかをすぐ確かめられるのは、集中が続きにくい小さな子どもと遊ぶときに向いているでしょう。まずこども版で演じて当てる楽しさに慣れ、年齢が上がってから通常版の8歳以上向けのお題に進むという順番も考えられます。

長く遊ばれている人気の理由

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最後に、発売から約8年で100刷を重ねた経緯と、友達同士だけでなく学校や職場でも遊ばれている理由を見ていきます。

100刷とシリーズ累計135万部

100刷突破のプレスリリースによると、最初の『はぁって言うゲーム』は2018年11月の発売以降版を重ね、2026年8月にできた重版で100刷になりました。発売から約8年での到達で、幻冬舎の作品として100刷に届いたのは幻冬舎の歴史で初めてのことです。シリーズの累計は135万部を超えています。プレスリリースは、最新作の信長版をはじめ、さまざまな企業やコンテンツとのコラボレーションやタイアップにも触れていました。

その前の節目として、幻冬舎は2023年10月にシリーズ累計100万部を突破したと発表していました。当時はシリーズ5作目の青春版の発売に合わせたお知らせで、そこから約3年で累計は35万部ほど増えたことになります。その間に、2025年にこども版、2026年に信長版が加わり、対象年齢は大人と一緒なら4才からの作品から12才以上の作品まで広がりました。

100万部のお知らせには、作者2人のコメントも載っています。米光さんは、「大ヒットゲーム『ぷよぷよ』を作った米光一成さんです」と紹介されることが多いものの、最初の「ぷよぷよ」がもう30年以上むかしなので恐縮することしきりだと述べていました。これからは「大ヒットゲーム『はぁって言うゲーム』を作った米光さんです」という紹介でいけると思う、という言葉で結ばれていました。ピチカートデザインの代表取締役で、2023年当時JELLY JELLY CAFEを全国14店舗展開していた白坂さんは、6年前に米光さんへ「このゲームをぜひ商品化させてください!」と相談した日をよく覚えていて、絶対に大ヒットするという謎の自信はあったものの、100万部を超える日がくるとは思わなかったと振り返っています。

ゲームそのものの外にも広がりがあります。アイピーフォー株式会社は、カプセルトイ「カプセルボードゲーム ーはぁって言うゲームminiー」を出していて、青春篇、爆笑篇、演技篇、胸キュン篇の全4種類があり、価格は300円(税込)です。特設ページでは、カプセル自販機の設置コーナーで探すよう案内されています。作者の米光さんは同じく幻冬舎の『もじあてゲーム あいうえバトル』も考案していて、プレスリリースによると、こちらは「日本ボードゲーム大賞2024 投票部門 大賞」を受賞しました。

家庭や学校、職場でも遊ばれる理由

100刷突破のプレスリリースは、長く人気が続いている理由として4つを挙げています。1つ目は、ルールが簡単で、だれでもでき、盛り上がる点です。2つ目に、娯楽に加えて教育や福祉、社員研修、演技の練習などの場でも活用されていることを挙げました。3つ目はテレビやラジオ、YouTubeなど多くのメディアでの紹介で、4つ目は俳優や声優などの芸能人に親しまれ、そのファンにも広がったことです。

2023年のお知らせでは、ルールが簡単なので年齢を問わずだれでもでき、教育や介護、演劇、社員研修などの現場でコミュニケーションツールとしても活用されていると書かれていました。さらに、コロナ禍で在宅時間が増えたことをきっかけにアナログゲームの需要が広がった点も挙げられていました。コミュニケーション不足といわれる時代のニーズに合ったゲームとも紹介されていて、声と表情だけで伝え合う仕組みが、遊びとしてだけでなく、人とのやり取りを練習する道具としても受け止められてきたことがうかがえます。

米光さんは100刷のコメントで、パーティーやYouTubeはもちろん、学校やイベント、ファンミーティングなどいろいろな場で遊ばれていてうれしいと述べています。おじいさんの葬儀の夜に家族で遊び、おばあさんの「好き」の演技に涙したという報告まで届いたそうです。笑いを生むゲームでありながら、短い一言に込めた気持ちが相手に届く瞬間もあることを示すエピソードです。プレスリリースが挙げる遊び場も、パーティーから学校、職場の研修まで幅広く、友達同士の集まりにとどまりません。米光さんは池袋コミュニティ・カレッジの「ゲームづくり道場」の道場主も務め、『人生が変わるゲームのつくりかた』『ゲーム作家の全思考』といった著書もあります。WEBゲーム『ことば探偵』も制作していて、言葉で伝える遊びを長く作り続けてきた作者です。

Xでも、遊んだ人や見た人の声が多く見られます。テレビで紹介されているのを見て「はぁって言うゲーム」が普通にやりたくなったという投稿や、難しいけどおもしろいという感想がありました。友達と遊ぶほかのカードゲームのルールは「友達とitoで遊ぶなら?」や「友達とディクシットで遊ぶなら?」でも紹介しています。

まとめ:友達とはぁって言うゲームで遊ぶ5つの要点

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  1. 同じひと言を、割り当てられた場面に合わせて声と表情だけで演じ、どの場面かを当て合う
  2. 最初の作品は3〜8人、約15分、8歳以上で、価格は1,760円
  3. 当てた投票者と演じた演技者の両方に得点が入り、最も得点が多い人が勝ち
  4. 青春版と信長版は2人から、こども版は大人と一緒なら4才から遊べる
  5. 2026年8月に100刷となり、シリーズ累計は135万部を超えている

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みなさんに役立つ記事が書けたらなと、日々更新を頑張っています。

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