インサイダー・ゲームって何が面白い?友達と遊ぶ前に、質問と正体探しを分けてみよう

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友達が四人以上集まる日。ごはんのあと、何か一緒に遊びたい。けれど、カードに書いてある能力を延々と覚えるところから始めるのは、今日はちょっと違うんだよなあ。

そんなときの候補に、オインクゲームズの「インサイダー・ゲーム」。通常版は4〜8人用、対象9歳以上、プレイ時間の目安は約15分です。

やることの入口は、答えを知っている人へ「はい」「いいえ」で答えられる質問をするクイズ。ところが、質問する側にもう一人、答えを知っている人が隠れています。

えっ。それ、正解を知ってる人が当てちゃえば終わりでは?

そこなんです。その人は、正体がばれると負け。だから露骨には教えられない。でも、みんなが答えられないまま時間が切れても負けてしまう。

答えへ近づいてほしい。近づけたのが自分だとは気づかれたくない。

この板挟みを知ると、ただの質問まで、急に違うものに見えてくるよ! 初めて友達へ紹介するなら、細かな手続きを先に暗記させるより、まずこの仕掛けを一緒に見てみよう。

目次

正解したら終わり、ではない! 二段階になっているところが面白い

ゲームには、答えを当てるクイズと、隠れたインサイダーを探す議論があります。この二つをまとめて「うそつきを見つけるゲーム」とだけ説明すると、何を話せばいいのか分かりにくくなるんだね。

まずはクイズ。お題を知っている「マスター」に、ほかの人たちが自由に質問します。答えてもらえる質問は、「はい」か「いいえ」で返せる形。制限時間は5分です。

この5分以内に正解へ届かなかったら、インサイダーも含めて全員の負け。隠れてさえいれば勝てる、という仕組みではありません。

だから、インサイダーは黙って見ていればよいわけでもない。話がまったく違う方向へ進んでいるなら、答えにつながる質問を出したくなる。ただ、急に絞りすぎると、あとから目を向けられるかもしれない。

ここで一度、質問する側の気持ちも考えてみて。

自分が答えを知らない側だったら、思い付いたことは聞きたいよね。よい質問でぐっと近づけたなら、そのまま正解したい。ところが、正解したあとには「どうして、その質問が出たんだろう」という振り返りが待っています。

ああ、答えを探している最中の話が、そのまま次の材料になるんだ!

クイズで正解できたら、今度はマスターも含めた全員で、誰がインサイダーだったかを議論します。さっきまで答えを聞く相手だったマスターも、この段階では話し合いに入る。人と人の関係が、途中で切り替わるところも覚えておこう。

最初の説明では、紙に二行だけ書く方法もあります。「前半:5分以内にお題を当てる」「後半:誰が答えを知っていたか考える」。これは説明用のメモで、製品のルールを追加するものではありません。

勝敗の細かな判定や投票の手順は、箱に入る説明書を手元に置いて進めてね。ここでは公式の商品案内で確認できる仕組みを入口にしています。前半と後半があると分かってから読むほうが、説明書の各手順も、何のためか追いやすくなるはずです。

購入時には通常版かどうかを見ておこう。「ブラック」は上級編として別に用意されていて、お題や追加要素が違います。最初の一箱を探しているのに、検索結果の写真だけで別の版を選んでしまわないように。

4〜8人用のインサイダー・ゲーム通常版を確認する

質問が思い付かない? まず「何?」を「はい・いいえ」へ変えてみよう

ルールを聞いた直後に「じゃあ質問して」と言われても、ぱっとは出ないことがあるよね。何を聞いてもいい、と言われるほど、どこから手を付けるか迷う。

そんなときは、本番のお題を先に見せるのではなく、別の言葉で質問の練習をする提案です。以下はこの記事で作った練習例で、製品のお題カードの収録内容を示すものではありません。

たとえば、練習用の答えを「鉛筆」にするとします。説明する段階では全員に答えを伝えて構いません。ここでは正体探しの勝負をせず、質問の形だけを見ます。

「何に使いますか?」だと、はい・いいえで答えられない。

では、「文字を書くために使うものですか?」ならどう? これなら「はい」と返せるね。同じように、使い方を知りたいときでも、聞く形を少し変えるとクイズに参加できます。

質問を作る入口は、物の種類、使う場所、使い方など。「電気を使いますか?」「手に持って使いますか?」という形もあります。ただし、お題が違えば答えも変わるし、この順で聞けば必ず当たるという攻略ではありません。

一つの質問へ、条件を詰め込みすぎないのもよさそうです。

たとえば「学校で使って、木でできていて、字を書く物ですか?」。答えが「いいえ」だったら、どの部分が違ったのか分からない。聞いた本人も、次の質問で困ってしまいそうだよね。

そこで「学校で使うことがありますか?」と一つにする。その返事を受けて、次に材質や用途へ進む。これは質問を整理する工夫で、毎回すべての分類を順番に通る必要はありません。

ほかの人が出した質問の返事も、手がかりになります。自分が次に何を聞くかだけ考えていると、さっき否定された方向へ戻ってしまうかもしれない。「手に持つ物ではあるんだね」と、分かった範囲を短く受けると、その続きから考えやすくなります。

ただ、質問をまとめる係が、みんなの質問を全部取り上げてしまうのは惜しい。初めての人が考えている間に、知っている人だけで次々進むなら、少し待ってみて。分からない人へ答えを教えるのではなく、質問を出す余地を残そう。

練習を終えたら、改めて製品の説明書どおりに準備して本番へ。答えを知っている練習と、誰が知っているか隠す本番は、分けて始めます。

質問の言い方が一つ分かったら、あとは別の人の一言を受けてみよう。とんでもなく鋭いひらめきを出さなくても、前の返事から一歩進む質問は作れる。そこから参加していいんだよ。

質問でお題へ近づくインサイダー・ゲームを見てみる

答えを知る二人は、同じ仕事をしない。役割を配る前にここだけ合わせよう

「マスターもインサイダーも、答えを知っている」。この一文だけだと、初めての人は同じ役に感じるかもしれない。でも、ほかの人に見えている立場が違います。

マスターは、質問を受けて答える人。参加者は、この人が答えを知っていると分かっています。一方、インサイダーは質問する側に紛れ、正体を隠したまま、答えへ向かうように会話を導きます。

そして「庶民」は、答えを知らずに質問する側です。

役割の名前だけを並べるより、「質問へ答える」「知らないまま探る」「知っていることを隠して探る側に入る」と分けて伝えると、どこが違うか見えてくるね。

ただし、インサイダーの説明を「好きなように答えをうそで変える人」にしてしまわないように。公式案内で示されているのは、正解を知ったうえで、質問を通じて場を誘導する役です。お題そのものを書き換えたり、マスターの代わりに別の正解を決めたりする説明にはしません。

ここで、準備の大事さも変わってきます。

クイズなら、誰かがうっかり答えを見ても、もう一題にすればよいと思うかもしれない。でもこのゲームは、「誰が答えを知っているか」が仕組みの中心。お題や役割が、見せる相手以外へ見えてしまったら、同じ条件では始められなくなるんです。

だから、最初の一回は、役割とお題を確認する手続きを省かずに説明書で確かめよう。目を開ける合図、閉じる合図も、その場で進行する人だけの頭に入れず、みんなが分かる状態にしてから進めたいところ。

もし誰かがうっかり見てしまったら、その場で伝えて、説明書に従って準備し直す。見えてしまった人を責める話にせず、まだ本番に入る前にそろえる。勝負が始まってからこっそり取り繕うより、ここで区切ったほうが、何を推理しているのか曖昧になりません。

通常版の内容物は、お題カード42枚、役割カード8枚、約5分の砂時計、遊び方説明書です。持っていく前には、使う人数分の役割だけでなく、説明書と砂時計も一緒にあるか見ておこう。お題カードの枚数と、参加できる人数を混同しないようにね。

お題がカードとして用意されている点にも理由があります。オインクゲームズの公式紹介では、製品化にあたり、お題の難易度が面白さに直結すると考え、吟味したお題カードを入れたことが説明されています。

初回から身内だけに通じる言葉へ全部差し替えると、同じクイズでも手がかりの共有範囲が変わります。まずは箱の内容で仕組みを知る、という始め方を薦めたいです。自作のお題を考える楽しみは、そのあとでも遅くないよ。

お題・役割カードと砂時計が入る通常版の内容を確かめる

誰が怪しい? 「いつもの性格」より、さっきの質問へ戻ってみよう

無事に正解へ着いたら、ふう、終わった!……と片付けないで。ここから正体探しです。

この切替を初めての人へ伝えるなら、クイズ中の具体的な一言へ戻ってみよう。「この質問のあとで、考える範囲がどう変わったか」。そこをたどる提案です。

たとえば、説明用に、みんなが大きな物を思い浮かべている場面を考えます。誰かが「かばんに入る大きさですか?」と聞き、返事を受けて小さな物へ話が動いたとする。その質問は、方向を変えた手がかりになります。

でも、それだけでインサイダーと確定はできません。答えを知らなくても、たまたまよい質問が出ることは考えられるからです。鋭かった質問と、正体の証明は、分けて扱おう。

逆に、あまり話さなかった人も、それだけで正体が分かるわけではない。言葉を選ぶ速さ、ほかの人の声との重なり、初めてで様子を見ていたことなど、発言が少なくなる理由は一つではないよね。

だから議論を始めるときは、「普段からこういう人だから」と、いつもの人間関係を材料にしすぎないほうが、この一回の遊びとして話を戻しやすいと思います。

前に連絡を返さなかった話、別の集まりでの不満、日頃の性格診断。そうしたことまで持ち込むと、今の質問を振り返る遊びから離れてしまう。友達に言いたかったことを、ゲームの投票へ載せないようにしたいね。

挙げるなら、どの質問だったか。その前後で、何が分かったか。同じ質問を別の理由で思い付く可能性はあるか。答えの候補が変わった流れを見れば、発言の多い少ないだけとは違う話ができます。

マスターも、この話し合いに入ります。クイズ中は返事をしていた人だからこそ、どんな順番で質問が来たかを振り返る役になれる。ただし、全員の発言を正確に記憶している前提にはせず、覚えている範囲で話そう。

ここで紹介しているのは、友達と議論する際の進め方の提案です。製品の勝敗や投票のルールは、説明書の手順で判定してください。話し合いの提案を理由に、勝てる役を途中で変えたり、独自の罰を加えたりはしません。

正体が分かったあとにも、ひと息つけるといいね。実はあの質問をしていたんだ、別の人の一言が答えへつながったんだ、と、その回の流れを振り返る。勝敗だけで片付けずに、さっき何が起きていたかを一緒に見るところまで、遊びの時間にしてみよう。

クイズ後の正体探しまで遊ぶインサイダー・ゲームを探す

離れた友達とも遊べる? 公式のリモート案を使うなら、見せ方の準備から

会いたいけれど、全員が同じ場所へ集まれない。そんな日の遊び方も、オインクゲームズが公式noteで紹介しています。2020年公開のリモート向けの案で、ゲームを持っている人が一人いれば遊べる方法です。

通常版の参加人数は4〜8人。オンラインだから二人用になる、という意味ではないよ。箱を持っている人数と、一緒に遊ぶ人数は別に数えます。

公式案では、箱を持っている人がパソコンとスマホをビデオチャットへつなぎ、顔と手元を別々に映します。ほかの参加者はパソコンで参加。さらに、各プレイヤーへ番号を付けます。

この番号が、あとで役に立つんです。

対面と違い、画面越しに全員が同時に話すと質問を拾いづらい。そこで公式のリモート案では、プレイヤー番号の順に一人一つずつ質問します。投票でも、相手を指差す代わりに、合図に合わせて番号を指で示す方法が紹介されています。

ここは、通常の対面ルールの説明と混ぜないようにしよう。通常版の商品案内では質問は自由に行い、番号順の質問はリモート用に示された工夫です。対面でも絶対に一巡ずつ、という条件へ置き換えないでね。

役割とお題の確認にも、画面ならではの準備があります。公式案では、箱を持つ人は目を閉じたままカードを見せ、該当する人が確認します。そのほかの人は目を閉じる。お題も、マスターとインサイダーだけが確認できるように進めます。

始める前に、練習用の紙などで、手元の文字を画面越しに読めるか確かめておくとよさそうです。文字が小さすぎるなら、カードをどの位置へ持ってくるかを先に調整する。役割を配ってから、全員で同じカードを見て映りを直すのでは遅いからね。

端末を二台使う人は、音が二重にならないかも確認しておこう。使うサービスの現在の接続条件や音声設定は、そのサービスの案内で確認してください。2020年の公式記事が、今の無料プランの時間や端末接続を保証しているわけではありません。

人数と機材が合わなければ、その日は対面で遊ぶ予定を相談するのも選択肢です。友達全員へ、遊ぶ前に箱を買わせる必要がないところと、接続の手間がないことは別。準備をする人の時間も含めて決めよう。

通常版の掲載商品と、集まる日までの配送予定を確認する

購入先では通常版の表記と内容物を合わせ、価格、在庫、配送予定はその時点の表示を見てください。ブラックや別シリーズの条件を一つの箱の仕様に混ぜないようにね。

次に友達を誘うなら、最初の一言は長いルール説明より、「答えを当てる質問の中に、答えを知ってる人が一人紛れてるんだって」でどうかな。

え、その質問、助けてくれたの? それとも導いてたの?

一回のクイズを、正解してからもう一度考える。いつもの友達と、その二度目の面白さまで試してみよう!

出典:人数・年齢・時間・内容物と遊びの概要はオインクゲームズ公式商品案内、お題カードを用意した経緯は公式の作品紹介、離れて遊ぶ準備は公式のリモート向け紹介を参照。2026年10月17日確認。質問の練習と議論の進め方の例は、この記事で作った提案です。

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この記事を書いた人

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みなさんに役立つ記事が書けたらなと、日々更新を頑張っています。

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